はじめに
最近AWSの入門記事をまとめておこうと思って書いてます。主にAWSを触ったことがない人がターゲットですが、書き始めたきっかけとしては身近な友人たちに触ってもらえるために書いています。
以下が今まで書いた記事です。
今回は アカウント作成後にやるべき初期設定 アカウント編です。
主にやることは、請求情報の変更や使わなそうな機能を停止したり、秘密の質問の設定や住所などの変更 などなどです。
アカウントの設定
rootユーザーを使って作業するのは、この作業で最後だと思います。次くらいの記事からはIAMユーザーを使っていきます。
やる作業一覧
- 請求情報の設定
- AWSアカウント設定
請求情報の設定
お支払通貨の設定
IAMによる請求情報へのアクセス許可
あまりrootユーザーを使用することを避けたいのでIAMユーザーでの請求情報へのアクセスを許可します。しかし複数人で運用する場合は必ずアクセス権限をチェックしましょう。
コストエクスプローラーの有効化
https://console.aws.amazon.com/billing/home?#/costexplorer
コストエクスプローラーを有効にします。
コストの追跡と管理に使用できるレポート、分析、可視化機能などが使用できます
請求情報のアラートとメール通知
Billing設定を開くと以下のようなページになるので画像通りチェックを付けます。
一つはPDFで請求書を受け取る設定です。
もう一つは、請求アラートの設定ですがこれは CloudWatchというサービスで設定して監視します。
以下のリンクに飛ぶとCloudWatchの画面になると思います
https://ap-northeast-1.console.aws.amazon.com/cloudwatch/home?region=ap-northeast-1#cw:dashboard=Home
サイドバーにある請求を選択すると以下のようなページに飛ぶのでアラームを作成していきます
ここでは新しいトピックを作成します。ここでのトピックは通知先の設定だと思ってください。
メールアドレスは通知を受け取るアドレスを登録して、トピックの作成をクリックし、次のページへいきます
最後に確認画面がでてくるので、再度確認してアラームの作成をします。
作成すると以下のような画面になると思います。しかしまだ先程作成したトピックの認証が終わってないので認証していきます。
先程設定したトピックのメールアドレスに認証メールが届いてると思うので認証します。
メールのConfirm subscription
をクリックすると認証が完了します。
AWSアカウント設定
やることは、代替連絡先の設定と秘密の質問の設定です
代替連絡先
秘密の質問
まとめ
アカウント編で重要な項目は請求情報の通知くらいだと思います。100ドルで設定した場合、それが超えた時にメールが来ます。
最初は個人でやる分には、無料枠もあるのでそこまで気にすることはないと思います。
次くらいにはrootアカウントではなく作成したIAMユーザーを使っていきたいと思います。次はCloudTrailを有効にして監視編かなー。