この記事は、他の言語でプログラミングしていた人が、Javaでプログラムを組んでみると言う人に向けて書いた記事です。
スコープとは
スコープとは使える範囲のことです。変数に限らず有効範囲をスコープと言います。今回は変数のスコープについての実例を記載します。
例1)
このように、mainからchainの変数を直接持ってくることはできません。
つまり、chainのiのスコープはchain内、mainのiのスコープはmain内ということです。
例2)
if文の中で宣言した値はif文内のみで使用できます。もし他でも使用したい場合は、if文のそとで宣言した値をif文内で操作するように変更すれば問題ありません。
グローバル変数とローカル変数
変数にはグローバル変数とローカル変数の2つがあります。
ローカル変数はこれまで出てきたように範囲内でしか使えない値(=スコープが有限)です。それに対してグローバル変数はスコープに制限のない変数です。記載方法は public static 変数の記載 です。
例)
グローバル変数はどこからでも参照できるので、他のクラスなどから値の変更などができます。影響度が非常に大きいので、必要な時のみ使うようにして、できるかぎりローカル変数を使いましょう。