はじめに
Git初心者にとって、Git公式ドキュメントを読むのはなかなか大変なことです。
なぜなら、専門用語と情報量が多く読む気がなくなるからです。
また、GitHubのドキュメントでは、英文で記載されている場合が有り
これも初心者が戦いを挑むには非常に厳しいです。
この記事では、専門用語を解説し英文はなるべく出さずにしたうえで、
GitHubで再び草を生やせるようにしていきます。
対象者
「GitHubで草が生えなくて困っている」
「とりあえずGitの勉強をしたい」
というGit初心者向けです。
では、さっそく進めていきましょう!
専門用語
Git...どのファイルを追加したか削除したかなどを管理するツール。
GitHub...Gitと提携してみんなとやり取りができるWebサイト。
ローカル...自身のパソコン内に環境を構築する事。
ブランチ...作業を枝分かれさせる事。
マージ...変更を加えたブランチを、本体に統合する事。
リポジトリ...ファイルやフォルダを保存する場所。
フォーク...他人のリポジトリをコピーする事。
プルリクエスト...作業を別の人に確認してもらう事。
コミット...どのファイルを追加したか削除したかなどを登録する事。
環境
OS: macOS Catelina (バージョン10.15.4)
ターミナル: Terminal.app
1.原因
1-1. ローカルのメールアドレス設定
GitHubで登録したメールアドレスを途中で変えた場合、
ローカルでメールアドレスの設定をする必要があります。
設定方法は2-1へ。
1-2. デフォルトのブランチ以外にコミット
ブランチを切って作業している場合、
分けたブランチがデフォルトでないと草は生えません。
また、分けたブランチがデフォルトのブランチにマージされると草が生えます。
GitHubでブランチのデフォルト設定を確認しましょう。
設定方法は2-2へ。
1-3. フォークしたリポジトリを使用
GitHubで他の方のリポジトリを自身のリポジトリにフォークした場合、
フォークしたリポジトリはプルリクエストを出してマージされるまで草は生えません。
プルリクエストをしましょう。
設定方法は2-3へ。
2.設定方法
2-1.ローカルのメールアドレス設定
ローカルで設定をする前に、まずGitHubで登録しているメールアドレスを確認しましょう。
アカウントのアイコン→Settings→Emailsから確認できます。
次にターミナルを起動しローカルのメールアドレスを確認しましょう。
確認する場合は下記Gitコマンドを入力します。
git config --global user.email
ローカルのメールアドレスを設定するにはxxxに
GitHubで設定しているメールアドレスを入力して下さい。
git config --global user.email xxx
これで次回のコミットより草が生えます。
2-2.ブランチのデフォルト設定
ブランチを切った際、どのブランチがデフォルトに設定されているか確認しましょう。
GitHubのリポジトリでBranchから確認できます。
別のブランチをデフォルトに変更するにはGitHubのリポジトリから、
Settings→Branches→デフォルトにしたいブランチを選択→Updateで変更できます。
2-3.プルリクエスト
プルリクエストのやり方はこちらの記事が参考になります。
[実践] はじめてのPull Requestをやってみよう
おわりに
お疲れ様でした!
GitHubに再び草を生やせるようになりましたね。
この記事をきっかけに、より良いGit生活が送れていただければ嬉しいです!