目的
- Linuxのターミナルで実行するコマンドやスクリプトの出力を全て(標準出力と標準エラー出力)ファイルに記載する方法を知る。
書き方の例
- 下記にコマンドやスクリプトの実行ログをファイルに記載する処理を記載する。
#一つのコマンド、スクリプトの実行ログを一つのファイルに記載するとき
$実行ログを記載したいコマンド 2>&1 | tee ログを記載するファイル名
#複数のコマンド、スクリプトの実行ログを一つのファイルにどんどん追記して期待するとき
$実行ログを記載したいコマンド 2>&1 | tee-aログを記載するファイル名
より具体的な例
- ① コマンド
$ echo "aaa"
の実行ログをファイルresult_a.txt
に保存する。 - ② コマンド
$ echo "bbb"
の実行ログをファイルresult_b.txt
に保存する。 - ③ コマンド
$ echo "ccc"
の実行ログをファイルresult_all.txt
に保存する。 - ④ コマンド
$ echo "ddd"
の実行ログをファイルresult_all.txt
に保存する。
#①の処理
$echo"aaa" 2>&1 | `result_a.txt`#②の処理
$echo"bbb" 2>&1 | `result_b.txt`#③の処理
$echo"ccc" 2>&1 | `result_all.txt`#④の処理
$echo"ddd" 2>&1 | `result_all.txt`